カテゴリー・レビトラ

レビトラとその特徴について

レビトラはバイアグラに続く第二のED治療薬です。
開発や製造はドイツの大手製薬会社バイエルが行い、アメリカでは2003年8月に販売が開始されました。
日本では5mgと10mgのものが2004年6月に販売が開始されました。
しかし、糖尿病など一部の患者に対しては十分な効果がなかったため、2007年7月から20mgの販売も開始されました。

バイアグラの後発ということもあり、バイアグラよりも効果があらわれるまでの時間が短く、食事の影響も軽食であれば受けないなど、より使いやすいものとなっています。
しかし、2021年10月にバイエル社はレビトラの安定供給が難しいことを理由に販売中止を発表しました。
この販売中止により、現在ではレビトラは市場からその姿を消しレビトラのジェネリック医薬品がその代わりを担っています。

レビトラ系

レビトラジェネリックについて

先程、ジェネリック医薬品という言葉が出てきましたがどういったものかご存知でしょうか。
ジェネリック医薬品とはレビトラのようなゼロから製造された医薬品をもとにして製造された医薬品のことを指します。後発医薬品とも呼ばれています。

レビトラは2020年に新薬の特許が切れており、同年の6月には最初のレビトラジェネリックが承認されました。
ジェネリック医薬品は新薬に比べて安価で販売されるという特徴があり、レビトラジェネリックもレビトラに比べて安価で購入することができます。

レビトラジェネリックは効きにくい？安全性は？

レビトラは既に製造中止となっているため、レビトラ系を希望するのであれば必然的にレビトラジェネリックの中から選ぶことになります。
日本ではジェネリック医薬品の普及が遅れている背景があり、更に薬代が安いということから、ジェネリックと聞くと「効きが悪そう」「健康に悪そう」といったイメージを持たれている方がいらっしゃいます。

しかし、先程も触れたようにジェネリック医薬品は新薬(レビトラ)とおなじ成分で製造されているため、効果や効果時間、副作用、安全性に至るまでレビトラを同等と考えて問題ありません。

販売価格が安い理由は開発にかかる費用の違いです。
ジェネリック医薬品はもとになる新薬があり、それを参考に作ることで新薬に比べて遥かに短い期間で完成させることが可能となっています。
開発にかかった費用が少ない分が販売価格に反映され、その結果、新薬に比べて安いというわけです。

レビトラジェネリックは病院で処方してもらえる？

厚生労働省に正式に承認されたものであれば国内の病院や男性向けクリニックで処方してもらうことが可能です。
昨今ではオンライン診療に対応している病院があり、自宅ですべて完結させることも可能となっています。

ドラッグストアや医薬品を扱っている通販サイトでもレビトラジェネリックを購入することはできないので憶えておきましょう。

国内の病院などで入手可能なレビトラジェネリックは以下になります。

※表はフリックで左右に動かせます

ネットでお薬で注文できるレビトラジェネリックについて

先程、紹介したようにレビトラジェネリックは基本的に病院や男性向けクリニックでしか購入することはできません。
しかし、ネットでお薬では海外製のレビトラジェネリックを注文することができます。

海外製のレビトラジェネリックには日本で処方されるものにはない特徴があるので紹介させて頂きます。

ゼリータイプのレビトラジェネリックがある

レビトラや国内で処方されるレビトラジェネリックはすべて錠剤ですが、海外製レビトラジェネリックにはゼリータイプのものがあります。
錠剤と違って服用の際にお水を必要としないので、手軽に服用することができます。
高齢になり錠剤を飲み込むのが辛いという方からも人気があります。

成分量が40mgのレビトラジェネリックがある

国内だと処方される最大成分量は20mgまでとなりますが、海外製のレビトラジェネリックは40mgや60mgと国内では処方されない成分量が多いものがあります。
成分量が多ければ良いというものではありませんが、20mgでは十分な効果を得ることができなかったという方に人気があります。

成分量の多いレビトラジェネリック

レビトラジェネリックを通販(個人輸入)するメリットとデメリット

メリット

・成分量や形状など自分の好みにあった商品を選べる

・通院などの必要がなくスマホ一台で完結することができる

・まとめ買いで更にお得になる

デメリット

・注文する商品のことは熟知しておく必要がある(パッケージなどが外国語なため)

・すぐにでも欲しい場合は不向き(手元に届くまで2～3週間ほどかかるため)

通販(個人輸入)と病院それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の性格やライフスタイルを踏まえた上で判断してはいかがでしょうか。

レビトラジェネリックを通販(個人輸入)する際の注意点

注文や入金までの流れは個人輸入代行サイトも一般的なネット通販サイトもそう大きな違いはありません。
しかし、個人輸入代行サイトには注意すべき点が3つあります。

注文した商品は自分で使用する

個人輸入は自身が使用することを前提としたサービスになっています。
そのため、注文した商品を第三者に譲渡販売するといった行為は禁止されています。
また、友人や家族の分をまとめて注文する行為も禁止となっているいため、ご注意ください。

注文や使用は自己責任となる

個人輸入代行では処方箋を必要とせず注文することが可能ですが、その反面、注文した商品を使用してなにかあった際に補償や救済などを受けることができません。
そのため、注文を予定している商品に対して不安や疑問があれば前もって医師など専門家に相談することを推奨いたします。

返品や返金、クーリングオフなどはできない

１錠服用して「効果が思ったより感じられなかった」「副作用が強くて性行為どころではなかった」などの理由から、注文した商品の返品や返金などを求めることはできません。
そのため、初めて注文する商品は最小単位にすることを推奨いたします。

レビトラジェネリックの効果について

レビトラやレビトラジェネリックの有効成分であるバルデナフィルには血管を拡張させる効果があり、男性器に多くの血液が流れることで力強い勃起をサポートします。
効果はあくまで勃起のサポートであって、強制的に勃起させるような効果はなく、性的な刺激や興奮があって初めて効果を発揮します。
また、媚薬や興奮剤のような性欲を向上させる効果はありません。

レビトラジェネリックの効果時間について

レビトラやレビトラジェネリックは服用してから15～20分ほどで効果を実感できます。
効果のピークを迎える時間に差はありませんが、効果が続く時間に関しては成分量が多いものの方が長い傾向にあります。

1錠の成分量	効果のピーク	効果が続く時間
10mg	45～60分後	5～6時間
20mg	45～60分後	約8～10時間
40mg	45～60分後	約8～10時間

レビトラジェネリックの飲み方について

レビトラやレビトラジェネリックの効果を最大限に引き出すためには「正しく」服用することが重要です。服用の際の注意点やポイントを紹介します。

性行為の1時間前に服用する

効果のピークは服用から45～60分後になるため、1時間前に服用しておけばちょうど効果のピークと重なり最も効果を実感できるタイミングとなります。

お水や白湯で服用する

レビトラやレビトラジェネリックを服用する際に気を付けて欲しいことは牛乳やグレープフルーツジュースなどで服用することや服用前後に飲むことを控えることです。
これらの飲み物にはレビトラの成分の吸収を妨げる効果があり、思うような効果を得られないことや副作用が強くあらわれるおそれがあるためです。

レビトラの場合であればお茶やコーヒーで服用しても問題はありませんが、副作用の頭痛対策に使われる頭痛薬はカフェインとの相性が悪いものがあるため、頭痛薬を併用される方は注意が必要です。

空腹時に服用する

レビトラやレビトラジェネリックは「標準的な食事の影響は受けない」とされています。
栄養学的に標準的な食事は「700kcal未満、23.3g以下の脂質」となりますが、この条件を満たすのは脂肪分や食事の量が少ないあっさり目のものとなります。

脂肪分の多い食事であれば腸に膜を貼ってしまいレビトラの成分が吸収されにくくなってしまい、十分な効果を得られないことがあります。
効果をしっかりと引き出したいのであれば空腹時に服用することを推奨します。

食事を取りたい場合

レビトラは成分が吸収されるまでの時間が短いため、服用の30分後であれば食事を取っても問題ありません。
食後に服用したい場合は取った食事が消化される2～3時間後が服用の目安となります。
食事の内容や量によって変わってきますが、脂肪分が少なく食事を選び、食べ過ぎないように注意しましょう。
基本的には空腹時や食事の30分前に服用することを推奨致します。

お酒との併用

アルコールがレビトラやレビトラジェネリックに直接的な影響を与えることはないため、服用前後にお酒を飲むこと自体は問題ありません。
しかし、大量の飲酒は眠気を誘発したり、刺激などに対して鈍くなってしまうことがあるため、飲まないか少量に留めておくことを推奨致します。

レビトラジェネリックの副作用について

レビトラやレビトラジェネリックには血管を拡張させる作用があるため、副作用はその影響によるものが多いです。
国内で実施された臨床試験では913例中257例で副作用が確認されています。

下記の表に発現率の高い副作用を紹介します。

症状	発現件数	発現率
ほてり	143例	15.66％
頭痛	51例	5.59％
鼻閉	27例	2.96％
動悸	27例	2.96％

副作用の発現率は28.15％と低くない数字ですが、これらの副作用は軽度で済むことが多く、時間の経過(服用から5～10時間ほど)とともにおさまっていきます。

非常に稀ではありますが、深刻な副作用があらわれることもあります。
もし、服用後に極端に視野が狭くなったり、視力が下がっていると感じた場合はすぐに眼科で診察を受けてください。

レビトラジェネリックを服用できない人について

レビトラやレビトラジェネリックはEDに悩んでいる男性にとって救世主ともいえる医薬品ですが、すべての男性がなんの問題もなく服用できるわけではありません。
特定の医薬品を服用している方や特定の病気をお持ちの方が服用した際に命の危険に関わるおそれがあるとして、一部の方は服用禁止となっています。
これから紹介する項目に該当する方は決してレビトラやレビトラジェネリックウを服用しないようにお願い致します。

レビトラジェネリック以外のEDに治療薬について

ED治療薬にはいくつか種類がありレビトラはその1つです。
そのため、レビトラやレビトラジェネリックでは思うような効果を得られなかった場合や副作用が強くあらわれるなどの理由からリピートしたくない方はバ イアグラやシアリスに切り替えてみてはいかがでしょうか。

※表はフリックで左右に動かせます